• ミヒロ

【ADHD】勝手に片づけると怒るのはなぜ?子どもが片付けられない理由


散らかった部屋を片付けようと手を出すと、どうして怒るの!?


発達障害であるということはわかっていても、キレイだった部屋を汚されるのは嫌ですよね。


おもちゃは散乱、テーブルや床にはお菓子のクズ、なぜかベタベタしている両手。


ほんの数十分目を離しただけで、部屋は見るに堪えない状態に…。


さらに勝手に片付けようとすると「何で壊すの?」「どうして片づけるの?」「せっかく作ったのに!」となぜかこっちが怒られてしまう始末。


今回は、そんなADHDである子どもがなぜ片付けができないのかをご紹介します。

◆本記事のポイント
✓勝手に片付けるのには彼らなりの理由がある
ADHDの彼らが考えていること

本記事は、

ADHDの子どもを育てているお母さん(家族)
ADHD(発達障害)である子どもをもっと理解したい
・片づけられない理由を知りたい、わかりたい

方に向けて書いています。


本題に入る前のメッセージ

この記事を書いている私は、まるで怪獣のような息子を育てているシングルマザーです。


見た目は普通なのに、とにかく落ち着きがなく、よくしゃべります。


4歳の頃、療育センターで自分の息子がADHD(注意欠如・多動性障害)であることを診断されました。


ビックリした分、何故か腑に落ちたのを今でもよく覚えています。


成長するにつれ、頭を抱えてしまうような問題はたくさん待ち受けています。


正直、毎日のように「この子は大きくなったとき、社会に出れるだろうか」と不安でいっぱいです。


ADHDである我が子をもっと知ろうと思い、勉強を始めると、彼らには彼らなりの理由があることを知りました。


この記事の注意事項

ADHDは発達障害の一種ですが、全ての子供たちに一致する理由ではありません。

今回紹介するものはどれもオーソドックスな理由ですが、子一人ひとりの個性はそれぞれです。

子どもがどんな性格でどんなことを好むのかを親自身がしっかり考えて、その子がなぜ片付けをしたくないのか、できないのかを考えてみましょう。

この記事が、発達障害を持つ家族、お母さんたちに少しの道しるべとして、


参考にしていただければいいなと思います。


それでは、本題の『片づけられない理由』と『勝手に片付けると怒る訳』をみていきましょう。


【ADHD】の彼らには片づけられない理由がある

ADHDの子が片づけられないのには、


✓片づけるのにたくさんのエネルギーを使う
✓モノが溢れいる方が気分が落ち着いて安心する

と、いった理由が2つあげられます。


1.1片付けることはたくさんのエネルギーを使うから


発達障害(ADHD含む)の子にとって、「片づける」という作業は大変です。


たくさんのエネルギーを使うため片づけるという言葉に対して、


頭で考える時間が私たちよりかかってしまうんです。


私たちの場合、

・いるモノといらないモノの区別
・いらないモノを捨てる
・いるモノの大事さ、必要さ

などが、わかりますよね。


これは小さいころから親や保育園の先生、学校など、関わる人たちと環境によって自然と身に付いたものです。


片づけるということを覚えるために教えてくれる人の言葉や表情をみたり、頭を使ったりとたくさんのエネルギーを使います。


一方、発達障害の子はできないことが多い分、周りから怒られてしまう回数が増えます。


エネルギーを私たち以上に使うため、「片づけなさい!」という言葉に対しての反応が遅くなっちゃうんです。


そのため片づける=きれいにする、整理するといった考えに至りません。


1.2モノが溢れている方が落ち着くし安心する

片づけられない理由として、モノが溢れている、散らばっている方が落ち着くということがあります。


大好きなおもちゃや絵本、お絵描き帳やペン、ゲームが自分の周りにあるだけで安心感を得られるのです。


なので、わざわざいるモノといらないモノを区別し片付ける。


いらないモノを捨てる意味がわからりません。


ADHD(発達障害)の子にとってはどれも宝物で愛着があるものばかりだからです。


片づけられない理由が「モノが溢れている方が落ち着く」ということであれば、


それが安心感に繋がっているのであれば、できるだけ子どもの気持ちを尊重しましょう。


勝手に片付けて怒るのは子どもたちの性格に訳がある!?

散らかった部屋をみると、つい片づけたくなってしまいますよね。


どうせ、何度言っても片づけてくれないし、自分が片付けをすれば片づけてくれるかもしれない。


しかし、おもちゃを片付けようとすると「なんで触るの~!」「せっかく作ったのに!」


「片づけるな~」と大声で怒ってしまい困っているお母さん(家族)も多いはずです。


実はADHD(発達障害)の子は、性格やタイプによって怒りの沸点が違うんです。


2.1几帳面な子は自分ルールがある


几帳面な性格をしている子は、自分ルールがあります。


自分が決めたルールの中で整理整頓をするため、部外者が勝手に片付けをするのは許せません。


自分が作った自分だけの空間を壊されたくないという意思が強いため、怒りだしてしまうんです。


また、彼らが考える自分ルールは独特なので、子どもによって頑固さのふり幅が違います。


日々の生活、保育園にいるとき、両親に預けているとき、自分の子がどんな様子なのかを聞いてみるといいでしょう。


注:これはたとえ彼らのお母さんであっても、家族であっても、
片づける場面にたったとき、彼らにとって私たちは部外者(侵入者)になってしまいます。

2.2こだわりが強い子は思い入れへの気持ちが大きい


自分が大好きなおもちゃ、変わらない趣味をもっている子は、モノに対しての思い入れの気持ちが大きいです。


独自の思い入れがあるため、片付けようと思うにもモノが多くてどこから手を付ければいいのかわかりません


また、思い入れが強い子は勝手に片付けると「壊された」と思い、深く傷つきます。


片づけるという行為が子どもにとって壊されるという事実であることを知っておきましょう。


「片づけないといけないな~」と思ってもらうための手助けをする

不器用でもいい、

時間をかけてもいい。


ADHDの子は、私たちと違う感覚で時間が進んでいます。そのため片付けを覚えるのにも時間がかかってしまうのです。


「片付けができるようになる!」と、大きな目標を作るのではなく、片づけないといけないな~と自ら思えるように手助けをしていきましょう。

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